大阪で初のバティウォーク 2000人で盛り上がる


 ダウン症のある人と一緒に歩く、アメリカ発祥の世界的なチャリティーウォーキングイベント「バディウォーク」が、10月28日(日)、大阪で初開催されました。テーマは「みんなちがってええやん」。当日は晴天に恵まれ、大阪中央区の大阪城公園「太陽の広場」には参加者約2000人が集まりました。【→詳細は本文】


 

 ダウン症のある人と一緒に歩く、アメリカ発祥の世界的なチャリティーウォーキングイベント「バディウォーク」が、10月28日(日)、大阪で初開催されました。  
晴天のもと、大阪中央区の大阪城公園・太陽の広場には参加者約2000人が集まりました。開会式では実行委員、副代表の庄司豪さんが「みんなちがって ええやん、を合言葉にこの大阪城の見える広場から みなさんと共に一歩を踏み出しましょう」と挨拶。参加者は順番に出発し、遊歩道を10分ほど歩いて会場に戻ってきました。
今回限定デザインのTシャツを着た人も多く、様々な色の四角が重なり合った柄です。ダウン症のある片田三香子さん(32)が描きました。片田さんは24歳で脳梗塞を発症しましたが、懸命なリハビリを経て今はほとんど後遺症なく過ごしています。母、片田登志子さんは「元通り歩けるようになってデザインも採用されて、こんな日がくるとは」と話していました。
6歳のダウン症児の母・松岡陽美さんは交流のある3家族とともに参加。「ダウン症のある子どもがいるからこそ、つながれた仲間がいる。今回は遠く離れた場所でなく、近い大阪なのがいい」と話していました。
道行く人も手をふったり、にこやかに眺める人も。奈良市からきた藤田みゆきさんは「娘と同じ年頃の子ども達がいて、みんなかわいいなあ、と見ていました」。
歩き終えた参加者は太陽の広場に設営された18コマの各ブースでボディペイントをしたり、「ボーダーを楽しむ」をテーマにした、赤いボーダー柄のサンバイザー作りに参加するなど、思い思いに楽しんでいました。
ステージでは軽快なリズムの「大阪チャチャチャバンド」が登場。また右手首から先が先天的に欠損しているダウン症のある鈴木凜太朗さんのピアノ演奏に皆、聞き入っていました。
続いて舞台にはあにまるこみゅにけいしょんが登場。インストラクターのKOIさんと小学生以下までのダンサー達が舞台上に軽やかにダンスを披露。参加者と一緒に簡単な振り付けを実演しました。
最後は現役医師のデュオで注目を集めているInsheartが登場。4曲披露し、障がいを持って生まれた子どもをもったお母さんと接する中で生まれた曲「あなたが生まれて」を最後に熱唱。この曲は、我が子が障がいを持って生まれたのは自分のせいだと責めるお母さんがやがて、我が子の現実を受け止めつつ、時間をかけて少しずつ強いお母さんになっていく思いが描かれている曲です。この歌が披露されると会場のあちこちですすり泣きをする親御さんがいました。
全てのプログラム終了後、閉会式でバディウォーク関西代表・上村直美さんは
「障がいのある人とない人との間の、目には見えない溝がなくなるように、バディウォークが、その架け橋となりますように」とあいさつ。
最後は舞台付近に全員集合し、今回の合言葉である、「みんなちがってええやん」と元気な掛け声とともに記念撮影後、終了しました。