「将来みすえる支援大切」 JDS大阪勉強会


 日本ダウン症協会大阪支部の「秋の勉強会」が9月2日(日)大阪医科大学で開催されました。講師は東京学芸大学教授の菅野敦さんが「18歳までに独立をさせる思いで家庭教育を進めることが大切」などと解説しました。当日は100人近い参加者で、会場はほぼ満員の盛況でした。
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 今回のテーマは、「将来をみすえて今、大切に育てること、支援すること」。
 世界有数の長寿国の日本ではダウン症者も長寿化が進んでいます。菅野さんは62歳のダウン症者を例に、日本ではダウン症者の平均寿命の統計はないものの海外のデータでは60歳程度までは伸びてきているので、日本も同じような傾向ではないかと言及。

 長寿化する中で、当事者、家族がよりよい人生を送るには何が大切か、老化・退行はダウン症者だけに見られる特別なことなのか?と問いかけながら、健常者も老化は避けられないのと同じで、大切なのは年代別の課題にどう対処しながらよりよい人生を送るかだ、と参加者に訴えました。
 ポイントは、
▽親は18歳までに独立をさせる思いで家庭教育を進めること。
▽大切なことは課題を定めてそれをクリアする習慣を身に着けること。
▽本人が30歳になるまでに生活の場所を定められるようサポートをすること。
だと強調。
 参加者は熱心にメモを取っていました。