民博で知的障がい者対象の塾 8月末まで募集


 大阪・吹田市の国立民族学博物館(みんぱく)では、今年度から2年間、知的障がいのある中学生以上の人を対象とした試行的ワークショップ「Sama-Sama(さまさま)塾」を開講します。参加希望者は塾生として登録し、後日、開催情報が通知されます。今年度は夏から12月ごろまでの土・日・祝日に予定。8月31日まで募集。問い合わせは、sama-sama@idc.minpaku.ac.jp。【→詳細は本文】


 

 主催者は、自身の子育てを記した『ホーホーの詩ができるまで ダウン症児こころ育ての 10 年』(出窓社) がある、同博物館の信田敏宏教授。「日本では知的障がいのある方が学校を卒業した後で学べる場所はほぼありません。しかし、学校卒業後も、もっと勉強をしたい、学びたいと思っている方は少なくないと思います。本ワークショップでは知的障がいのある方々に生涯学習の場を提供したいと考えています」とコメントしています。
 一方で、現在の博物館はまだまだ知的障がいのある方々に対応しきれていないため、ワークショップには、付き添いの方にも一緒に参加してもらい、博物館を利用する際の問題点や改善点などについて、一緒に考えていきたいとしています。保護者の意見やアンケート調査をもとに、ハード面やソフト面での整備を行ない、国立民族学博物館が知的障がいのあるひとたちにとって利用しやすい博物館のモデルケースとなることを目指しています。

《みんぱくSama-Sama(サマサマ)塾》
●受講期間=2018年7月から12月ごろの土・日・祝日。第1回は7月の中旬を予定。登録された塾生に、日時およびプログラムの詳細の通知後、改めて、出欠を連絡。
●活動場所=国立民族学博物館(吹田市千里万博公園10−1、電話06-6876-2151 http://www.minpaku.ac.jp
[地図])。
●アクセス=大阪モノレール「公園東口」駅下車、西へ徒歩約15分。▽北大阪急行「千里中央」駅からタクシーで約20分、JR「茨木」駅、阪急「茨木市」駅からタクシーで約20分。
●内容=
<1> 「世界の文化を学ぶ」講義(30分程度)各地域の文化に関する講義。
<2> 展示場での観覧(40分程度)クイズラリーなど。
<3> アート制作、楽器演奏体験、民族衣装の試着など毎回色々なオプションを予定。
※<1>、<2>のみの参加も可能。
※参加者の状況によって内容変更の可能性があります。
●対象=
中学生以上の知的障がいのある人(療育手帳を持っている人)。
※ワークショップに参加する塾生には、必ず保護者もしくは介護者の方が付き添ってください。塾生一人での参加は不可。
※団体で参加希望の場合は相談してください。
●参加費=無料。
●申し込み締め切り=2018年8月31日(金)まで随時募集。
●申し込みフォーム=https://www.minpaku.ac.jp/museum/event/workshop/2018samasama/scform
●問い合わせ=国立民族学博物館「みんぱくSama-Sama塾」担当 メール sama-sama@idc.minpaku.ac.jp