専門家と連携「日本ダウン症会議」発足 11月に大会


 新しい学術団体「日本ダウン症会議」が2月1日発足しました。福祉や医療の専門家が当事者や支援者と連携したネットワークを目指して会員を募集し、11月11日(土)と12日(日)に、東京・巣鴨の大正大学で第1回の大会を開催します。問い合わせは、公益財団法人 日本ダウン症協会 電話03−6907−1824。【→詳細は本文】


 

 2月1日、厚生労働省の記者クラブで、会議の代表を務める玉井邦夫・日本ダウン症協会代表理事らが記者会見を行い、活動の方針を発表しました。

専門家と当事者・支援者のネットワーク

 これまでダウン症を巡る社会的な情報発信は、当事者や家族で構成する「日本ダウン症協会」が中心になって活動してきましたが、医療、教育、福祉などの各分野で横断的に情報を共有する仕組みがありませんでした。
 そこで、同協会が専門家団体の日本ダウン症療育研究会や、日本発達障害学会の協力を得て、11月に第1回の大会を開催し、「これからの私たち〜新しいダウン症像を求めて」をテーマに課題を話し合います。
 医療や福祉の専門家だけでなく、ダウン症のある人やその家族、さらには一般市民にも、会員としての参加を呼びかけていく方針です。

出生前検査をテーマに公開講座も

 第1回大会は、ダウン症の命名の由来になったイギリス人医師のジョン・ダウン博士の誕生した11月に開催することを決定。2017年11月11日(土)と12日(日)の2日間、東京都豊島区巣鴨の大正大学キャンパスで開催されます。
 シンポジウムや基調講演のほか、8つの分科会、一般公開講座などを予定しています。
 分科会では、乳幼児~学齢期、青年期・成人期など年齢ステージごとの保健・医療、さらに福祉や労働などの現状から制度までダウン症をめぐる課題とその解決策を当事者もまじえて話し合います。
 公開講座は、出生前検査をテーマにすることが決まっています。ダウン症のあるタレントで会社員のあべけん太さんらがパネリストとして参加する予定です。

これから会員を募集

 これから会員を募集することにしていて、第1回大会では2日間で約600人規模の参加を見込んでいます。
 問い合わせは、公益財団法人 日本ダウン症協会 電話03−6907−1824まで。